隕石635個採取 南極・昭和基地から初の中継会見 (産経新聞)

 昨年12月から南極の昭和基地に滞在している第51次南極観測隊の本吉洋一隊長らが8日、国立極地研究所(東京都立川市)との間を衛星回線で結び、中継会見を行った。同基地からの会見は初めてで大量に集めた隕石などの報告を行った。

 本吉隊長は南極の天候について「太陽がなかなか出ず、氷はかなり硬かった」と報告。初の南極行きとなった新型観測船「しらせ」は厚さ3メートル以上の氷に阻まれ、昭和基地への到着が約1週間遅れたが「もし旧型しらせだったら接岸できなかったのでは」と話した。

 観測隊はこれまでに国際共同研究としてセールロンダーネ山地で隕石の収集を実施。42日間で635個を発見し、簡易分析の結果、すべて火星と木星の間の小惑星帯が起源と判明した。重さは最大約5キログラムで、1つだけ見つかった鉄隕石は希少種の可能性がある。

 隕石収集を担当した小島秀康・極地研教授は「座ろうとすると地吹雪で雪まみれになり、立ったまま食事をするなど厳しい気候だったが、予想よりもはるかに多く隕石が見つかった」と満足げな表情。観測隊は今後、将来の天文台建設に向けた調査などを行い、今年3月に帰国する予定。

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