6月にショートステイ整備事業の説明会―東京都(医療介護CBニュース)

 東京都は、短期入所生活介護(ショートステイ)の施設を整備する今年度と来年度の事業説明会を6月7日に開催し、整備費補助の条件などを説明する。ショートステイは介護者の急病など、要介護者の緊急時の受け入れ先として整備の必要性が高まっていることに対応する狙い。

 厚生労働省の調査によると、短期入所生活介護(ショートステイ)は昨年度には6957施設で、前年に比べ5.3%増加している。介護予防居宅サービス事業所の中では、通所介護施設に次いで需要が伸びている。

 需要増加を受け、都は今年度から2か年計画で整備費補助事業を実施。今年度は3億2000万円の整備費を確保した。今年度2回(10月、12月)、来年度1回(来年6月)で合わせて4億9000万円を投じ、126人分を整備。残りは来年度に追加で実施する。総額9億7000万円、250人分の事業となる見込み。

 説明会の対象はショートステイや有料老人ホームなどを運営する事業者、土地所有者、区市町村職員など。補助の条件は、定員20人以上のショートステイ専用施設と有料老人ホームなどに併設する施設で、定員1人当たり387万円を補助する。喀痰吸引などの医療的ケアを提供する体制の確保なども要件に加えることも視野に入れている。

 時間は午後2時から。場所は文京区の東京都社会福祉保健医療研修センター。申し込みはファクスで、締め切りは5月25日。


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